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草薙龍勢の魅力を伝える冊子を作成、地元小学校へ贈呈しました


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地元の伝統文化を学び参加することにより郷土愛や誇りが育まれ、さらにはともに活動することで友情や絆が生まれます。静岡市清水区の草薙神社では、江戸時代から伝わるとされる「龍勢花火」が、地域の保存会により製作、打ち上げられています。清水有度第一および第二小学校の5年生は、毎年落下傘の製作と、木遣り道中、さらには打ち上げ前の呼び出しにも参加しています。

静岡県立大学では地域貢献(地(知)の拠点整備事業)の一環として、2016年度、留学生を含めた本学学生が、龍勢を体感してその魅力を発見し、地域の小中学生をはじめ広く情報発信すべく活動を行いました。それらの成果をもとに、静岡市の助成を受けて「龍勢の魅力」と題した小冊子を作成しました。
2017年5月18日には、龍勢の魅力をさらに深く理解し広めてもらえるよう、作成者を代表し食品栄養科学部の丹羽康夫助教が、地元の清水有度第二小学校を訪れ、6年生へ冊子の贈呈を行いました。さらに、昨年実際に龍勢の落下傘作りや木遣り道中に参加し、それらの成果を学習発表会で披露した児童には、今後より一層積極的に龍勢の魅力を伝え、広める活動をしてもらえるよう、“龍勢ひろめ隊”の隊員として任命し隊員証の授与も併せて行いました。

冊子は今後、同校の5年生及び有度第一小学校の5、6年生へも贈呈します。

小冊子「龍勢の魅力」

清水有度第二小学校での贈呈式



(2017年5月25日)

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