8月7日、静岡市生まれの歌人?田中章義氏を講師にお迎えし、草薙キャンパスで特別講義「あいのうた短歌教室」を開催しました。今年度第6回を迎える「あいのうた短歌コンテスト」は、出会いから子育てまでを詠んだ「あいのうた」をテーマに静岡県が2014年度から開催しており、田中氏はその選者も務めます。今回の講義は、同コンテストの関連イベントとして本学では初めての開催となりました。
講義では、戦国武将の詠んだ歌や「あいのうた」応募作品について、空欄部分にあてはまる言葉を聴講生皆さんで考えるスタイルで進み、田中氏は歌には正解は無く、それぞれが感じた言葉を自由に考えてと呼び掛けました。また、歌を詠むことは、各人が感じる主人公になりたがっているものに31文字のフィルターで光をあてることと語りました。さらに、名だたる戦国武将や歌人が静岡のさまざまなものを詠んでおり、有名作家の文芸作品にも多数登場する静岡は、時代を超えた歌の拠点であり、「文学のふるさと」とも言え、そのような作品からもっと静岡を見つめ直す必要があるのではないかと問いかけました。
後半は田中氏から短歌を作り始めたきっかけを語っていただいた後に、田中氏の学生時代に詠んだ歌の鑑賞から質疑応答の時間へと移りました。
質疑応答では、「歌を詠むときに言葉がいろいろと思い浮かぶと思うが、どのように言葉を取捨選択するのか」「俳句もあるなかなぜ短歌を選んだのか」などの質問が出され、活発な意見交換が行われました。
講義では、戦国武将の詠んだ歌や「あいのうた」応募作品について、空欄部分にあてはまる言葉を聴講生皆さんで考えるスタイルで進み、田中氏は歌には正解は無く、それぞれが感じた言葉を自由に考えてと呼び掛けました。また、歌を詠むことは、各人が感じる主人公になりたがっているものに31文字のフィルターで光をあてることと語りました。さらに、名だたる戦国武将や歌人が静岡のさまざまなものを詠んでおり、有名作家の文芸作品にも多数登場する静岡は、時代を超えた歌の拠点であり、「文学のふるさと」とも言え、そのような作品からもっと静岡を見つめ直す必要があるのではないかと問いかけました。
後半は田中氏から短歌を作り始めたきっかけを語っていただいた後に、田中氏の学生時代に詠んだ歌の鑑賞から質疑応答の時間へと移りました。
質疑応答では、「歌を詠むときに言葉がいろいろと思い浮かぶと思うが、どのように言葉を取捨選択するのか」「俳句もあるなかなぜ短歌を選んだのか」などの質問が出され、活発な意見交換が行われました。
講師の田中章義氏
講義の様子
(2019年8月9日)