経営情報学部の岩崎邦彦教授ゼミの学生4人が考案した、「ふりそ~る」がこのほど商品化され、3月15日に静岡市の静清信用金庫本社で発表会が行われました。
「ふりそ~る」は、株式会社美浜工業の形状記憶素材を利用し、各人のかかとの形状にぴったり型取りを行うことで、女性の靴ズレの悩みを解消するインソール商品です。ゼミ生は2020年12月に産学官連携による「知的財産スチューデントアワード」の全国大会にてこのアイデアで優秀賞を受賞しました。
発表会では「ふりそ~る」開発のきっかけとなった知的活用アイデアプレゼン大会を主催する静清信用金庫理事長の佐藤様から、大会の成果物として初の商品化に至った本商品の取り組みに対するお祝いの言葉が聞かれました。
その後学生から事業化商品「ふりそ~る」の紹介が行われました。商品開発に携わった学生たちは、SNSを中心に展開され、2019年の流行語大賞でトップテンにも入った「#KuToo運動」をきっかけに、女性がパンプスの靴ズレに悩まなくて済むような商品開発に着手しました。実際の調査で具体的にハイヒールの靴ズレに悩む声が多いことを確認し、家で手軽に変形できるインソールとして、オーダーメイドより安く手軽に扱える商品開発に1年以上かけて取り組みました。本商品は何度でも繰り返し変形可能であり、かかとまでしっかりカバーできる点が従来品との違いです。また、「かかとの靴ズレの救世主」となることをコンセプトに、主に就活、仕事をする女性をターゲットとしています。開発に携わった学生からは「商品名は女性がもっと自由に働けるようにとの願いを込めて『フリー』と『インソール』を掛けて『ふりそ~る』と名付けました。実際に履いてみると靴が脱げる心配がなくなり、歩きやすくなったような気がします。『ふりそ~る』により女性が働きやすい社会に一歩でも近づけば嬉しいです」と商品への想いを熱く語りました。
学生を指導した岩崎教授からは「学生の強い想いがあったからこそ初の商品化までたどり着くことができました。学生の想いを形にしてくださった美浜工業さんをはじめ、様々な方のご尽力に感謝いたします。マーケティングでは製品開発はゴールではなく、今後商品がより多くの方に使われ、ゆくゆくは女性が活躍できる社会の一助になれば嬉しいと思っています」と、今後の商品展開への期待が聞かれました。
「ふりそ~る」は、美浜工業株式会社のホームページで1個1,980円(税込)で販売されるほか、都内のインソール専門店、浜松の百貨店でも販売される予定です。
「ふりそ~る」は、株式会社美浜工業の形状記憶素材を利用し、各人のかかとの形状にぴったり型取りを行うことで、女性の靴ズレの悩みを解消するインソール商品です。ゼミ生は2020年12月に産学官連携による「知的財産スチューデントアワード」の全国大会にてこのアイデアで優秀賞を受賞しました。
発表会では「ふりそ~る」開発のきっかけとなった知的活用アイデアプレゼン大会を主催する静清信用金庫理事長の佐藤様から、大会の成果物として初の商品化に至った本商品の取り組みに対するお祝いの言葉が聞かれました。
その後学生から事業化商品「ふりそ~る」の紹介が行われました。商品開発に携わった学生たちは、SNSを中心に展開され、2019年の流行語大賞でトップテンにも入った「#KuToo運動」をきっかけに、女性がパンプスの靴ズレに悩まなくて済むような商品開発に着手しました。実際の調査で具体的にハイヒールの靴ズレに悩む声が多いことを確認し、家で手軽に変形できるインソールとして、オーダーメイドより安く手軽に扱える商品開発に1年以上かけて取り組みました。本商品は何度でも繰り返し変形可能であり、かかとまでしっかりカバーできる点が従来品との違いです。また、「かかとの靴ズレの救世主」となることをコンセプトに、主に就活、仕事をする女性をターゲットとしています。開発に携わった学生からは「商品名は女性がもっと自由に働けるようにとの願いを込めて『フリー』と『インソール』を掛けて『ふりそ~る』と名付けました。実際に履いてみると靴が脱げる心配がなくなり、歩きやすくなったような気がします。『ふりそ~る』により女性が働きやすい社会に一歩でも近づけば嬉しいです」と商品への想いを熱く語りました。
学生を指導した岩崎教授からは「学生の強い想いがあったからこそ初の商品化までたどり着くことができました。学生の想いを形にしてくださった美浜工業さんをはじめ、様々な方のご尽力に感謝いたします。マーケティングでは製品開発はゴールではなく、今後商品がより多くの方に使われ、ゆくゆくは女性が活躍できる社会の一助になれば嬉しいと思っています」と、今後の商品展開への期待が聞かれました。
「ふりそ~る」は、美浜工業株式会社のホームページで1個1,980円(税込)で販売されるほか、都内のインソール専門店、浜松の百貨店でも販売される予定です。
商品紹介を行う岩崎ゼミ生
実際に着用した使用感を説明する学生
商品を持つ岩崎教授(中央)とゼミ生
集合写真
(2021年3月17日)