国際関係学部の小針進教授が、『崔書勉と日韓の政官財学人脈 韓国知日派知識人のオーラルヒストリー』を、同時代社から出版しました(ページ数:592、版型:A5)。
本書は、戦後の日韓関係を舞台裏で支えた崔書勉氏(1928~2020年)に対して、科研費によって7年間にかけて行われた、オーラルヒストリーの記録です。同氏は、学者ながら、朴正熙、金大中、福田赳夫、中川一郎など、日韓両国で幅広い人脈を持つことで知られます。その「語り」からは、政府による公式発表や公文書とは異なり、日韓が単純な国際関係だけではとらえられない、多元的な人的関係によって構築されてきたことがわかるはずです。
本書は、戦後の日韓関係を舞台裏で支えた崔書勉氏(1928~2020年)に対して、科研費によって7年間にかけて行われた、オーラルヒストリーの記録です。同氏は、学者ながら、朴正熙、金大中、福田赳夫、中川一郎など、日韓両国で幅広い人脈を持つことで知られます。その「語り」からは、政府による公式発表や公文書とは異なり、日韓が単純な国際関係だけではとらえられない、多元的な人的関係によって構築されてきたことがわかるはずです。