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ツーリズム研究センターの取り組み


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関連するSDGs目標

8. 働きがいも経済成長も 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 11. 住み続けられるまちづくりを 12. つくる責任 つかう責任 14. 海の豊かさを守ろう 15. 陸の豊かさも守ろう

活動紹介

ツーリズム研究センターは、経営情報学部観光メジャーとともに、地域振興による活性化(人口減少対策)、静岡県を訪れる観光客に対し県産食材を活用した食事メニューの提供、ユネスコから認定された伊豆半島ジオパークの環境保護学習、世界遺産三保松原の松原保護活動、等を中心に地域住民と協働しながら活動を行っています。こうした活動の中には、本センターと静岡県内高等学校とが連携して行っているものがあります。また、学部専門科目である「観光政策論」において、担当教員が「SDGsと観光」というテーマで講義を行うとともに、観光を通じたSDGs推進に関し受講生がグループディスカッションを行い、発表する取り組みを行っています。
SDGsの目標との関係で具体的な活動内容をみると、以下のとおりです。

?伊豆半島における観光振興を通じた地域活性化(目標8、9関係)

- 経営情報学部4年生と静岡県立伊東商業高校の3年生が共同で、伊東市内における隠れた観光スポットの発掘をフィールドワークを取り交ぜながら2022年4月より開始。発掘した観光スポットについては年末までに取り纏め、伊東市役所観光課、伊東市観光協会に報告し、同市のホームページ等での紹介を予定。

?JR東静岡駅南口県有地の有効活用(目標11関係)

- 静岡県と連携し、JR東静岡駅南口に静岡県が所有する土地を有効活用し、同駅周辺を持続可能なまちづくりにより整備することを2021年4月から開始。2022年4月からは地元自治会とも連携し、地域住民と歩調を合わせた検討に移行。まちづくりの前提として同駅周辺の賑わいを創出し、より多くの市民に利用してもらうことを企図して、2021年より年1回賑わい創出イベントを開催。本イベントには本学のほか、静岡市内にキャンパスを構える他大学や、静岡県内の高校生も参加し、それぞれの目線から、「住み続けられるまちづくり」を検討。この間、経営情報イノベーション研究科および経営情報学部の学生が中心となり、JR東静岡駅利用者を対象とした「まちづくりに関する住民アンケート」を定期的に実施している。

?静岡県産食材を利用した観光客向け食事メニューの提供(目標12関係)

- 静岡県内宿泊?飲食施設と連携し、豊富な静岡県産食材を活用した観光客向けの食事メニューを提供する活動を2019年から開始。現時点では静岡市内の複数の宿泊?飲食施設で日常的に提供を行っているが、コロナ禍における健康意識の高まりを受け、今後は静岡県とも連携し、伊豆地域においてガストロノミーとして県産食材活用メニューを提供していく方針。

?伊豆半島ジオパークの環境保護学習(目標14、15)

- 2021年より毎年夏休み期間中に、静岡県教育委員会と連携し、賀茂地域の中学生、高校生を対象としたアカデミックスクール(中学生は賀茂版Dream授業)を開催。同スクールでは、伊豆半島ジオサイトへのフィールドワークを実施し、海岸に捨てられているゴミ拾いをしながら、海の豊かさを守ることの必要性を教員が生徒に説明するとともに、ジオサイトの環境保護に関しても説明することで、SDGsに関する問題意識の醸成に努めている。

?三保松原の松原保護活動(目標14、15)

- 世界遺産三保松原の松枯れの要因の1つと言われている樹木直下に放置されている松枯れの枝等を片付ける清掃活動に、経営情報学部学生が地元企業、地元高校生等とともに参加し、三保松原の松原保護の必要性を体感することで、SDGsに関する意識高揚を促している。

伊豆半島ジオサイト活動

三保松原保全活動

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