9月6日15時から、国際連合大学上級副足球365比分_365体育投注-直播*官网であり、国際連合事務次長補、東京大学生産技術研究所教授、東京大学総長特別参与の沖大幹(おきたいかん)先生に、「SDGsの本質と大学でのSDGs教育」というテーマでご講演いただきました。本講演会は、感染予防対策のためZoomで行われました。
沖大幹先生のご講演は、「国際連合大学とは何か?」から始まり、次にご専門の「水文学」にかかわる国際的な水の問題(支援の状況や水源、飲み水の国際合意目標についてなど)を鮮やかな写真と図表とともにご説明いただきました。
沖大幹先生のご講演は、「国際連合大学とは何か?」から始まり、次にご専門の「水文学」にかかわる国際的な水の問題(支援の状況や水源、飲み水の国際合意目標についてなど)を鮮やかな写真と図表とともにご説明いただきました。
Zoomによる講演中の沖大幹先生
また、SDGsとは、2015年国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標であると説明され、2030アジェンダ本体を読むことが大事であると示唆されました。“誰ひとり取り残さない No one will be left behind”をスローガンに、2030年のあるべき社会の姿を求めて、先進国も対象とし、人権の尊厳、地球環境の保全、貧困の恐怖を取り除くことなどが目標に掲げられている、とお話されました。そのほかSDGsの17目標に入っていない18番目の目標について考えることや自分に合った目標を自分で考えてみる必要性、SDGs間で相乗効果や二律背反が起こりうること、なども指摘されました。目標には入っていない人口や宗教的問題、精神的側面(文化?芸術、エンターテイメント、祭りなど)の満足度の重要性についても述べられました。
参加者は教職員と事務職員併せて102名となり、今後本学が推進する大学としてのSDGsの役割について学ぶ大変貴重な機会となりました。
参加者は教職員と事務職員併せて102名となり、今後本学が推進する大学としてのSDGsの役割について学ぶ大変貴重な機会となりました。